12月になり来年度の組織が発表され、合わせて昇格者の発表もされました。
主事補合格者15名
筆記試験受けてたのが30名程だから、某ニューヨークの司法試験より狭き門
とはいえ、数字上は50%だから難関ではありません。
合格者と新たな組織表を照らし合わせると見えてくるものがあります。
ズバリ、枠が空いたからそこに収まるということ
僕の場合、課長が次長になり、係長が課長待遇になって、主任の僕が係長待遇になったということです。
会社が僕を係長にしたいから、係長を課長にして、課長を次長にすることはあり得ないから、空いた枠に収まっただけ…と一瞬残念な気持ちになりました。
改めて組織表を見直すと、今回の昇格試験に落ちた人の中には、係長のポストが空いているのに、課長が係長兼任となり、不承認だった人もいます。
そういう事実を考えると、素直に会社が自分の仕事振りを評価してくれたと考えるようにしました。
今振り返っても面接は拙かったと思います。
実際、面接が終わってから結果を知らされるまでの約1ヶ月間は、ダメな結果を想像して、落ち込む毎日でした。
それでも、面接ではベストを尽くしたという自負を胸に、なんとか耐えて結果を待ちました。
そして、合格の通知を得て、今、組織表を見て、会社が僕の仕事を認めてくれたことを感じ、ようやく落ち着いた気持ちになりました。
ところで、会社で落ちた人とすれ違うと自然に湧いてくる優越感
ちょっと快感です。
自分は性格悪いかな?人間の本性かな?
去年の昇格試験合格者は、僕に対して感じていたであろう優越感
それを敏感に感じた屈辱も今になってはいい経験をしたと思えます。
この一年で、屈辱と優越感の両方を味わえたことは僕の人生にとって財産
人の痛みがわかり痛みを乗り越えたときの喜びも知ることができました。
これも、昇格試験に真剣に取り組んだから感じることができたこと。
昇格試験はしんどかったけど、挑んでみて本当に良かったと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。