昇格試験の合否の結果は本人には知らされているが、全社的に公になっておりません。
僕が試験を受けたことは、周りの人の多くは知っています。
合わせて彼らは、僕の合否の結果が気になっているようです。
無神経な人は、「受かった?」とダイレクトに聞いてきます。
僕が落ちた場合のこと考えてないのかな?と思いながら、「受かりました。」と答えると、「なんだ~俺なら落としたのに」と憎まれ口を叩いたりします。
まあ、受かっているから腹も立たないけど、落ちてたらどんなリアクションになったことやら…
人の不幸が好きな人は、「最近、どう?」とそれとなく近寄ってきます。
何だ珍しいな~と思いながら、「普通だよ。それなりに仕事があって」と適当に答えると、「仕事忙しそうなんで、元気かな~と思って。」と差し障りのないことを言われます。
合否の結果を探りに来ているのが見え見えなので、敢えて昇格試験の話題にはもっていかず、適当に仕事の話をしてあしらいました。
彼は聞きたいことを聞けず、消化不良な表情で去っていきました。
慎重派の人は、「試験どうだった?」と聞いてきました。
あっ、この人、結果知ってるわと直感しました。
この人は、無神経な人の近くの席なので、聞いているはず。
僕はぶっきらぼうに「受かりました。」と答えたら、
「おめでとう。良かったね~お祝いしないとね。」と想像以上のリアクション
結果知っていて、敢えて知らない振りして喜びを共有しようとしてくれるなんて、スゴクいい人。
ちょっと嫌な感じと捉えてしまった自分が恥ずかしい。
あらためて、うれしい言葉、ありがとうございます。
一緒に昇格試験の筆記試験を受け、面接でおそらく落ちた人は、僕に話しかけてくることもなく、当たらず触らず…
昨年昇格試験に落ちた自分がそうでした。
なるべく昇格試験に落ちた人とは、会話しない。
会社で一番の仲良しは、
祝杯じゃ~飯食い行こう~
そんなこんなで、たかが昇格試験の結果でいろいろな人間模様が見えてきます。
いろんな人がいて楽しいものです。
これからは、昇格の余韻に浸りながらも、謙虚さを忘れずに仕事に頑張っていきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。