職場の仲間と上司のことを話していたら、思わぬことを言ってました。
上司に
「ごめんだけど、現場に行って対応してくれる?」
「出してくれた資料、ありがとうだけど、このデータ追加してくれる?」
など、言われて仕事を振られます。
一体どこに問題が?
会話から気が付いたことを考えてみました。
マニュアルを意識しすぎ?
ありがとうだけど
ごめんだけど
職場の上司が物事を頼むときに、『ごめんだけど』と言う枕詞をつけて物事を頼んできます。
何かやって報告書を出すと、『ありがとうだけど』と言う枕詞をつけてしょうもない指摘をしてきます。
『ありがとうだけど』『ごめんだけど』
そんな言葉をつければ、ものを頼んだり、指摘したり何でもオッケーと勘違いしているのでしょうか。
『ありがとうだけど』『ごめんだけど』と言う言葉を聞くたびに、これから何か面倒なことを言われるんだなと、反射的に思ってしまいます。
余りに乱用すると、『ありがとうだけど』の『ありが・・・』ぐらいで、うわっと思ってしまうかもしれません。
まるでパブロフの犬のようです。
おそらく、マニュアル本を読んで学んだのか、それとも課長研修で学んだのか、
『ありがとうだけど』『ごめんだけど』、『だけど』の使い方が軽過ぎます。
あたかも、『ありがとう』『ごめん』という言葉を付け足しておけば、なんでもかんでも依頼していいと勘違いしてる気さえします。
『ありがとうだけど』が成す意味は?
それでは、そうやって仕事を依頼すればよいか?
そもそも、『ありがとう』という言葉を使いながらも、『ありがとう』の感謝の意は無いので、『ありがとう』の言葉はいらないです。
仕事なので、お金をいただいてますし、責任感およびプライドを持って取り組んでいます。
ですから、意味をなさない『ありがとうだけど』は不要です。
むしろ、面倒が来るという意味を成し身構えてしまいます。
完全に逆効果!
上司はマニュアルのようなものを意識せず、ただ指示すればいいです。
仕事ですから。
ありがとうの成す意味
じゃあ、どうすればいいか?
緩衝材のように使われる『ありがとうだけど』『ごめんだけど』
その中の『だけど』を使うのをやめましょう。
『ありがとう』『ごめん』で終わり!
「鈴木くん、このレポート、ありがとう! 次もよろしく!」
「田中くん、現場行って、君の力が必要だ!」
上司は『だけど』という逆接の言葉を使わないようにしましょう。
前向きな言葉で仕事を進めましょう。
まとめ
言葉の力って案外大きいと思います。
ありがとうは、感謝の意を表す言葉。
ごめんは、過ちを謝罪する時に使う言葉。
上司は『ありがとうだけど』『ごめんだけど』の言葉を乱用して、
部下に仕事の指示を出すのはやめた方がいいですよ。
その指示、効果的でないですよ!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。