新入社員や入社3年目くらいの人と接するのは、場合によっては難しいですよね。
価値観も違えば、育った社会情勢も異なるから。
それでも、普遍的なこともあるはずなので、僕の経験から職場での若者との接し方を話したいと思います。
若者に視点を合わせる
ある時、現場の班長が、以下のように言ってました。
「最近、下の子に優しく接するようにしたら、若いやつらがどんどん質問してくるのでちょっと大変だよ。」
彼は続けて、参っちゃうよと言いながら、嬉しそうに話していました。
彼は半年くらい前、仕事でミスをした若い子に報告が遅いと注意したら、
「報告しにくかった」と言われ、マジかよ…と絶句しておりました。
そのミスはお客様に迷惑かけ、彼も上司に酷く上司に怒られたそうで、それでも、憤りを抑えながらも事務的にミスの理由を尋ねたそうです。
それでも、彼はハキハキものを言う性格なので、怖い印象を与えたかもしれません。
見た目のイメージはスクールウォーズの大木大介(松村雄基さん)。
そして、彼は若い子が自分に話しずらいなら、自分が変ればいいと考えたようです。
自分から若い子に近づき、視点を合わせたわけです。
そうすれば、若い子も変わる。
その結果、先に書いたように質問攻めでちょっと参っちゃってる。
うれしい悲鳴ってやつかな。
視点を合わせる(下げる)ことは、若者と仕事をするとき、効果を発揮すると思います。
若者と一緒になって考える
さて、例えば職場に若者がいたとして、彼に仕事の内容を質問されたときどう答えるか。
「田中さん、ここわかんないですけど質問していいですか?」
「オッケー、なんなりと聞いてください。」と答えたとしたら、その後の会話はスムーズに展開していくでしょう。
わかるところはもちろん答えることができます。
仮にわからないところがあっても、少なくとも一緒になって考えることができます。
だからなんなりと聞いて!
そんなやりとりをして、質問に答えます。
若者の質問の内容は、自分が若い時に疑問に思ったことや知らなかったルールが多く、だいたい答えることが出来るので、僕もそれなりの経験を積んだことを実感します。
たまには、わからないこともありますが、こちらも経験が助けてくれます。
つまり、調べる方策を知っていると言うことです。
このことなら誰々に聞いて、これはあの帳票のアソコを読めばわかるよという具合です。
若者になんなりと聞いてもらうことで、解決へとつながる。
そんな感じで、若者からの質問を対応していると、彼も仕事でのわからないところを気軽に聞いてきて、僕も何かの経験を伝えることができます。
一通りわからないところの疑問が解決した後、
「田中さん、ありがとうございます!」との感謝の声
この言葉を聞いただけで、心は満たされる。
ちょっとした喜びを感じます。
こんな感じで仕事を進めているので、グループ内での人間関係は良好です。
そして、若者に誘われる
「来月末の土曜日予定空けてください。ゴルフ行きましょう。」
まとめ
若者に視点を合わせよう
自分が変れば、人も変わる。
若者と一緒になって考えよう
なんなりと聞いてもらうことが、解決へとつながる。