昇格試験の結果が来ました。
金曜日の17時に、部長と課長に呼ばれて結果を渡されました。
結果は、 不承認
その事実に対する心の葛藤を綴ります。
部長と課長に呼ばれる
部長は次頑張れ。
課長は「試験官は普段の業務見てるからな」の一言。
試験官と普段の業務の接点なんてないんですが…試験官を肯定することで、僕を否定…ちょっとイラっと来ました。
当然、精神的に参ってます。
人格、存在、人生を否定されたような感覚。
面接が失敗して、なんとも言えない敗北感に心が支配されている状態。
わかっていたとはいえ、紙(結果)が届くと落ち込むものです。
不承認の結果を読んで
とりあえず、気持ちを奮い立たせて、紙を読んでみます。
昇格候補者の内示について
標題の件につきまして、貴部門より選出されました昇格候補者に対する内示をご連絡いたします。
昇格決定につきましては、面接評価に経営ニーズ・全体バランス等を総合的に考慮し、役員による全体検討を経て、決済に至っております。
⇒落ちたんだから、バランスを崩す存在ということか…
なお、今内示は面接試験における面接官の評価内容も合わせてご報告致しますので、上司の方におかれましては、コメント等を参考にしていただき、今後に向けたご指導を必ず実施していただきますよう、よろしくお願いいたします。
⇒上司の指導???絶対ないです。
少しひねくれた感情が自分を支配して、素直に受け取れないです。
ここまでは、いいとして、
面接評価コメント
評価すべき点
・会社、職場で決められたしくみを忠実に守り、業務に反映して成果に繋げている。
⇒コメントの言葉の通り、ルールに忠実に業務に取り組んでいます。
本音で言えば、仕組みを逸脱しての面倒に巻き込まれるのが嫌!
・自らの技術・ノウハウを他のラインに積極的に横展を行ってきたことは評価できる
⇒これもコメントの通り実施してます。
毎日早く帰りたいので、後輩に教えることができることは教えてます。
これ、大学で学んでいる内容だけど…ということまで教えてます。
自分だけのノウハウにしたいことは、上司のまねして教えてません。
育成すべき点
主事補は方針管理がある。上位方針から下りて、自分の業務につながるため、せめて事例のところは把握しておいてください。
⇒すみませんでした(誰に謝ってる?)。技術的なことへの興味が大きすぎてグループの方針管理は疎かでした。
方針管理は管理職になってからのことだと思っていたので、面接で事細かに突っ込まれるとは思っていませんでした。自分の不甲斐なさを素直に反省です。
主事補としての目標値をしっかり理解することが必要です。
⇒紙だけミーティングでさらっと披露して、展開したことのアリバイ作りがなされているだけなので…という他責にしてはいけない。情報を積極的に取りにいかず、目標値を理解してない自分を反省です。
不承認を受けての今後
全ては自分のせい、そう思って自分を納得させるしかない。
それが全てなんだけど、心のうやむや感が晴れることはない。
まさに会社において僕という存在を否定された気分だ。
ここ1年の、入社して12年の自分の仕事を否定された気分だ。
会社のことを思って、品質改善に取り組んだこと。
丸投げが得意な人の仕事を対応したこと。
テメーと呼ばれ人格を傷つけられてもグッとこらえたこと。
不具合対応を逃げた人の尻ぬぐいをしたこと。
今のままだと、単に使い勝手のいい人になっている。
これからは、自分にとって必要なことだけやろう。
そして、頑張るのをやめよう。
このまま頑張り続けたら、きっと鬱になる。
今は、昇格試験を落ちた精神的ショックを和らげるためにも、定時内にできる分量の仕事だけやって定時で帰る。
会社は定時内で帰ることを求めているので、それに従えばいい。
もう少し、もうちょっと頑張ろうとしてしまう習性を直さないと。
そして人の優しさに救われる
優しい言葉をかけてくれる友がいることが救いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。